2022.10.26 [イベントレポート]
寺島しのぶ、浜田真理子の生歌に感激 主演作『あちらにいる鬼』のエンディングテーマ
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(左から)浜田真理子、寺島しのぶ、廣木隆一

第35回東京国際映画祭のガラ・セレクションに出品された『あちらにいる鬼』が10月26日、東京・TOHOシネマズ 日比谷で上映され、廣木隆一監督、エンディングテーマ曲「恋ごころ」を歌う浜田真理子がQ&Aに登壇。浜田が同曲を生披露すると、サプライズで客席から主演の寺島しのぶが登場し、「何としても浜田さんの歌声が生で聴きたくて、お客として来てしまいました。もう夜は眠れません」と歌声に感激していた。

原作は、直木賞作家・井上荒野による、父である作家・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴をモデルに男女3人の特別な関係を描いた同名傑作小説。瀬戸内寂聴をモデルにした長内みはるを寺島、井上光晴をモデルにした白木篤郎を豊川悦司、白木の妻・笙子を広末涼子が演じている。

廣木監督は最初から寺島を主演に考えていたそうで、「寺島さんでお願いしたいと話していて、相手役は豊川さんでと。僕は2人共以前に仕事をしたことがあったので、この作品はぜひ2人でやりたいと思っていた。そこに違うカラーで、今回初めてご一緒する広末涼子さんが参加して三角関係ができたときに、自分のなかでこの映画はいけるなって思いました」と明かす。

浜田は、エンディングテーマについて「もともとあった曲を使用したいというお話だったので、昔の曲を覚えてくださったのですねと、嬉しかったです」といい、「この映画のために書いたみたいに聴こえてきて、歌って、映画って不思議だなと思いました」と語る。

観客からの質問では、「廣木監督にとっての鬼」を聞かれると、「(豊川悦司が演じた)篤郎みたいな男性を許してくれる女性ですね。めちゃ怖いですわ」と笑わせる。そのほか、劇中で寺島がタクシーのなかで何かを呟いているシーンについて「よく聞かれるのですが、あれは台本にないんです。何を呟いたのか、本人に聞いてみてください」とにやり。

その後登壇した寺島によると、そのシーンに至るまでのさまざまな出来事などから、「川辺で歌った歌の歌詞が自然と出てきた」そう。「ヴァイブレータ」でも使用されていた浜田の歌については「私が廣木さんの映画で主演を務めるときは浜田さんの歌がついてくるので、他人事だと思えなくて。撮影中も、この曲ではないですが浜田さんの曲を聴いてイメトレしていました」と話した。

『あちらにいる鬼』は、11月11日から全国公開。R15指定。第35回東京国際映画祭は11月2日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。
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