2022.07.06 [更新/お知らせ]
第35回東京国際映画祭ユース部門特別企画 特別講師に早川千絵(『PLAN75』)監督を迎え、中高生を対象とした映画制作ワークショップを開催決定! 「TIFFティーンズ映画教室2022」 参加者募集!

開催概要 ▽応募はコチラ
早川千絵監督コメント ▽こども映画教室 土肥悦子代表コメント 
 
2022年10月24日(月)~11月2日(水)に開催する、第35回東京国際映画祭は「映画の未来の開拓」を重要なテーマの一つとして掲げています。映画を「見る人、作る人を育てる」ことを目的としたユース部門の特別企画として、全国各地でこどもたちを対象に映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室」と共に、6年目となる、中高生向けの映画制作ワークショップ「TIFFティーンズ映画教室2022」を夏休み期間中に対面にて実施することが決定いたしました。特別講師として長編デビュー作『PLAN75』が今年のカンヌ国際映画祭においてカメラドール・スペシャルメンションを授与され、日本でも現在大ヒット公開中の早川千絵監督を迎え、東京国際映画祭の新しいメイン会場である千代田区をロケ地として、プロの映画監督やスタッフとともに本格的な映画づくりに挑戦し、完成した作品は今年度の東京国際映画祭にてワールドプレミア上映いたします!
 


TIFFティーンズ映画教室2022◆特別講師プロフィール◆
早川千絵(はやかわ・ちえ)監督

映画監督。短編『ナイアガラ』が 2014 年 カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門入選、ぴあフィルムフェスティバルグランプリ。18 年、是枝裕和監督が総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一編『PLAN75』の監督・脚本を手がける。22年、長編第一作『PLAN 75』がカンヌ国際映画祭ある視点部門出品、カメラドール(新人監督賞)スペシャルメンションを授与される。2009年と2010年に「えいがのじかん子ども映画制作ワークショップ」にボランティアスタッフとして参加、「こども映画教室@SHIBUYA2021」ではメイキングを担当した。

◆コメント◆
私は中学生の頃から映画を作りたいと思っていたのですが、失敗したらどうしよう、才能がないと知るのが怖い、などと考えすぎ、なかなか一歩を踏み出せないまま大人になってしまいました。そんな私が重い腰を上げ、一歩踏み出す勇気を得たのは13年前、子供の映画作りワークショップにボランティアスタッフとして参加したことがきっかけでした。それはそれは楽しそうに映画づくりに挑む小中学生達の姿を見て、映画づくりとはこんなにも自由なものなのか!と感動し、とりあえずカメラと人がいれば映画はできる、と思えるようになったのです。それから程なくして映画学校の門戸を叩き、今に至ります。ですから私にとって子供の映画教室というのは特別な存在です。映画づくりの楽しさを最初に教えてくれた、いわば原点のような場所。時を経て、再びこの場所に戻ってくることができて幸せです。

 
TIFFティーンズ映画教室2022

©2019 TIFF

 


 
◆中高生と映画をつくるということ◆
映画には、正解はありません。チームのみんなが「これがいい!」と出した納得解があるだけです。このとき、①大人が手出し口出ししない、ことで、こどもたちが否応なしに自ら考え、コミュニケーションをとり、決定していきます。そして、②本物の映画人に出会う、ことで、真摯なものづくりや映画人の‟映画観“を体感していきます。講師やスタッフは中高生たちを見守り、応援し、認めていきます。このことは彼ら彼女らにとって大きな自信となるでしょう。多感な中高生たちにとって、この「人とかかわらずには完成させられず」また「自分と向き合わずにはいられなくなる」映画づくりという体験は、その人生において大きな意味を持つものになると思います。
この活動は、映画づくりというキャリア教育でもあり、また、コミュニケーション能力を培うものでもあり、メディアリテラシーでもあり、なにより人間教育としてこどもたちの大きな成長の機会となるでしょう。」(一般社団法人こども映画教室代表 土肥悦子)
 


 
第35回東京国際映画祭ユース部門特別企画 「TIFFティーンズ映画教室2022」開催概要
 
中高生×映画×東京――あなたは、どんな映画をつくりますか?
「TIFFティーンズ映画教室2022」は、本格的な映画づくりに挑戦するワークショップです。プロの映画監督やスタッフとともに、プロット作りから撮影、編集など映画作りのすべての過程を中高生たち主体で進めていきます。そして完成作品は、今秋開催の東京国際映画祭のスクリーンでワールドプレミア上映!全国各地でこどもたちを対象に、映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室」と共に、特別講師として『PLAN75』が大ヒット中の早川千絵監督を迎え、都内をロケ地に映画制作を行います。
 
開催日時(予定):活動時間については進捗によって予定が変更されることがございますのでご了承下さい
2022年
7/22(金)、23(土)10時集合
 ワークショップ10:30~18:00 ガイダンス、お話づくりワーク
7/24(日)、26(火)10時集合
 ワークショップ10:30~18:00 お話づくりワーク、撮影
7/27(水)10時集合
 ワークショップ10:30~18:00 撮影、編集
7/28(木)10時集合
 ワークショップ10:30~19:30 編集、上映

会期中(10/24-11/2)
 ワールドプレミア上映(日時は後日発表)※(1)(2)
 ※(1)完成作品と6日間のメイキング映像作品を上映 (2)映画教室に参加する中高生はゲストとして参加
 
場所:アーツ千代田3331(東京都千代田区外神田6丁目11−14)とその周辺(予定)
対象:中学生・高校生 / 定員:18名   
参加費:無料 / メイキング映像を含むDVD&文集:6,000円
申込期間:2022年7月6日(水)~7月13日(水)
 ※応募者多数の場合は抽選となります。
 ※申込みは全日程参加可能な方を優先いたします。
 ※コロナの感染状況次第では中止になる可能性もあります。
 
主催:公益財団法人ユニジャパン(第35回東京国際映画祭実行委員会)
企画運営: 一般社団法人こども映画教室 TIFFティーンズ映画教室2022
<一般社団法人こども映画教室について>
「こどもと映画のアカルイミライ」を目指すことをミッションに、全国で映画・映像に関するワークショップの企画・実施、
文化庁の事業として学校などでのワークショップや、シンポジウムを開催している。
公式サイト:kodomoeiga.com
 
お問い合わせ:「TIFFティーンズ映画教室2022」事務局 teens_meet_cinema@tiff-jp.net
 
 
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